異世界を駆ける
姉御
番外編*拍手小話~エジェアウィン編~
*過去の拍手お礼SS集
*風邪引き*(※男視点)
朝からの頭痛が昼になるに連れて増し、休憩時間になるとすぐ椅子にもたれ掛かった。が。
「アウィン、帰れ」
「ああっ?」
テット兄の一言に眉を顰める。
睨むように見上げるが、同じように眉を吊り上げた兄貴は続けた。
「聞こえなかったのか? 今日のお前は邪魔だ。帰れ」
「オレがいつヘマしたってんだ!?」
苛立つように立ち上がると一瞬よろける。なんとか踏み止まったが、見過ごさなかったテット兄は大きな溜め息をついた。
「ふらふらなヤツなんぞ、いてもなんの役にも立たん」
「疲れだろ……問題ねーよ」
「帰れ」
「っ、いったいなんなんだよ! ケンカ売ってんのか!?」
我慢がきかずテット兄の胸ぐらを掴むとさすがにマズいと思ったのか、遠巻きに見ていた所員が慌ててオレの腕を取る。舌打ちしながら手を離すが、睨み合うのは変わらず、不穏な空気が漂った。
「お、なんだ兄弟喧嘩か?」
「手羽兄っ、父ちゃんをイジメんな!」
完全に空気を読んでいない声に緊張が解けるように全員がドアを見る。案の定、片手に棒チキン。片手に弁当らしき包みを持ったヒナタとアンナが入ってきた。
「父ちゃんイジメるならあたしが相手になってやるぞ!」
「うむ、成敗してくれる」
怒ったように棒チキンを振り回すアンナとは違い、ヒナタはもごもごとチキンを頬張っている。頭が痛くなる妻と娘にオレは手を振った。
「危ねーから下がってろ。ついでに棒を振り回すな」
「だって父ちゃん!」
「アンナっ!」
苛立ちも含んだ怒声に、アンナの肩が揺れると静まり返る。
風船が萎んだように大人しくなった姪に、テット兄は大きな溜め息をつきながら眼鏡を上げた。
「まったく……今のお前なら私でも勝てるぞ」
「ああっ? ふざけたことぬかしてんじゃねーぞ!」
「ふざけているのはお前だ。この単細胞」
「んだと!?」
頭痛の激しさと罵声に怒りが頂点に立ち、また胸ぐらを掴む。
顔を青褪めたアンナと所員は最後の頼みだと言うようにヒナタを見た。もごもご動かしていた口からゴックンと呑み込む音がする。
「なんだ、そういうことか」
一人納得したように頷いたヒナタは食い終わった棒と弁当をアンナに預けると、オレ達の元へやってくる。
「おい、アウィン」
「んだよ」
立ち止まった声に振り向くが、怒っているように見える顔より、手に持ったハリセンに目がいく。自然と胸ぐらを掴む手が離れると、ヒナタは沈痛な面持ちでハリセンを振り上げた。
「すまん」
「あ……──っ!!!」
珍しい謝罪と共に、ハリセンが頭に落ちた。
勢いがあったのもあるが、思っていた以上に足と身体が保たず、簡単に倒れる。アンナの悲鳴とざわつくのを聞きながらテット兄に受け止められた。
虚ろな目で見上げても、兄貴の目はオレではなくヒナタに向けられている。
何を話しているのかわからないもどかしさに苛立ちが募るのに、瞼が閉じてしまった──。
*
*
*
心配するヤツなんていない。
何を言っても聞いてくれるヤツなんていない。
それがオレの“家族”だった。
けど──。
*
*
*
天井らしき物をぼんやりと見つめると、頭痛に頭を押さえる。
すると、不安そうな顔に覗かれた。
「父ちゃん……?」
「アンナ……」
「っ! 母ちゃん、父ちゃん起きたよ!!」
目が合うと笑顔になった娘はバタバタと駆け足で部屋を出ていく。
その背を追うように辺りを見渡せば自室、閉じたカーテンと静けさに夜だと理解した。だが、なんで寝てるのか、頭が痛いのかうろ覚えだ。
「アウィン?」
思い出そうと閉じていた瞼を開くと、アンナと一緒にヒナタがやってきた。
その顔はどこか安堵しているようにも見え、近くにあった椅子をベッドの傍に持ってくると、オレの額に手を置いた。次いで、自分の額にも手を当てる様子に気付く。
「オレ……風邪?」
「うむ、軽いな」
「でも、たんこぶは母ちゃんのせいだよ」
「アンナ!」
横から言いふらしたアンナをヒナタは慌てて捕まえようとする。
きゃーきゃー騒ぐ声に頭痛の理由を思い出したオレは納得し、アンナを抱きしめたヒナタはバツが悪そうに口を尖らせた。
「いや、だって……ああでもしないと怒ってる時の貴様は話を聞いてくれないし……すまん」
娘の頭に顔を埋めたまま謝罪されると苦笑するしかない。
それにしても訪れてすぐオレの体調が悪いことに気付くとはさすがだ。嫁って怖ぇなと呟くのが聞こえたのか、顔を上げたヒナタは大きく頷く。
「うむ、手羽先のおかげだ」
「ああ?」
嫌な名前に顔を顰める。
笑いながら椅子に腰を下ろしたヒナタは、膝に座ったアンナの頭を撫でた。
「煽ってる時の手羽先はアウィンに何か気付いてもらいたい時だからな」
「? 嫌味はいつもだろ」
「まあそうだが、鼻で笑ってない。むしろ深刻そうに私を見てたし、アウィンも挑発に乗るのが早かったから体調が悪いのだとすぐにわかったぞ」
アンナのリボン。赤いハチマキを解き、手櫛で髪を梳くのを横目に考えるが納得出来ない。つまりテット兄はオレの体調が悪いことを見抜いてたことだろ?
年下好きでそれなりに観察力があるヒナタはまだしも兄貴にバレるとか最悪だ。
確かに役所に勤めだして昔より一緒にいることは多くなったが、顔を合わせれば嫌味を言ってくるし、ケンカなんて日常茶飯事。そんな兄貴がオレのことがわかるとか……。
「そう膨れっ面になるな。自然なことだと思うぞ」
くすくす笑う声に我に返れば、膝に座るアンナは既に寝息を立てている。
遅い時間までオレを心配して起きていたのだと気付くが、何も言えずただ頭を撫でているヒナタを見上げた。
「私には“きょうだい”がいないからわからないが、子供達を見ているとわかるものだと感心する……父親は違うのにな」
苦笑しながらアンナを抱きしめる腕は震えている。
全員父親が違うということに負い目を感じているのかもしれないが、すぐ笑顔に戻った。
「アウィンこそ、嫌いと言っても手羽先の機嫌の善し悪しはわかるだろ?」
「まあ……な」
「長年連れ添っている私でもわかるんだ。実兄のヤツがわからぬはずないだろ」
“実兄”にズキリと胸が痛んだ。
兄貴がオレを心配するはずない。親と同じで自分勝手で我が道を行く人間だ……けど。
「全部……おめーのせいか……」
「ん?」
呟きにヒナタが耳を傾けるが、頭を振ったオレは上体を起こす。
それを慌てて止めようとする手を掴むと、反対の手で妻と娘を抱きしめた。薄っすらとアンナが瞼を開けたが、眠さが勝ったのかまた伏せる。娘を抱え直し、寄り掛かったヒナタの視線にオレは一息吐いた。
「妬けんな……」
言葉に出すほどの嫉妬。
コイツのおかげで兄貴と親との間にあった溝はそれなりに埋まった。だからこそオレも兄貴も互いのことがわかるようになった。それは良いことかもしれない。けど、それ以上に兄貴とヒナタの仲が良くなっていることに嫉妬した。ケンカするほど仲が良いというのかもしれないが、ヒナタの肩をぎゅっと強く抱きしめる。
「なんだなんだ、妬いたって手羽先とのことか? 心配しなくとも私はヤツに興味ないぞ」
「わかってんよ。でも、アイコンタクトとか取られると腹立つから……オレ以外を見んじゃねーぞ」
ずいっと、言い聞かせるように顔を寄せたオレにヒナタの目が丸くなる。だがすぐにくすくすと笑いだし、頬を合わせた。
「うむ、大好きなアウィン以外は見らぬと約束しよう。ただし他の旦那は見るぞ。貴様同様怒るからな」
たくましい宣言に溜め息しか出ないが、誓うように口付けを交わす。
オレの家族はヒナタとアンナだけ。昔のままならそうだっただろう。けど、帰るように促した兄貴がオレを……“弟”として心配してくれているとわかった時、ちょっとだけ嬉しかった。ヒナタと会って、兄貴との仲が変わって、結婚を機に両親とも話して、アンナが産まれて、深かった溝が少しずつ埋まっていく。
知らなかった、諦めていた『家族』がまた出来た。それは案外幸せだと思うのは熱のせいだろう。じゃなきゃ恥ずかしすぎる……。
翌日、ヒナタは約束を守るようにテット兄とは顔を合わせなかった。バック走行してたから。
けど、そのまま会話したせいで本で殴られ、結局怒り顔を向けることとなった。そんな姿にオレは思い出す。
オレの嫁、ただのアホだったわ――――。
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*母の日*(※第三者視点)
今日は母の日。
ドラバイトでも花や特別な商品が陳列し、親子連れが楽しそうに選んでいる。同じように、役所の一室も賑やかだった。
「んじゃ、生地を伸ばしたら好きな型でくり抜いてくださーい」
「はーい!」
元気な子供達の返事と共に傍にいた父親達も頷くと、協力しながら分厚い生地を麺棒で伸ばす。
その間に多種多様の型が入った箱をエジェアウィンが運んでいると、三角巾とエプロンをした娘が駆け寄ってきた。
「父ちゃん、選んでいい!?」
「おう。なんだ、アンナはもう出来たのか?」
「当然! クッキーは父ちゃんと母ちゃんといつも作るかんね!!」
「オレん時はいいけど、他ん時は周りに合わせろよ」
苦笑しながら娘のテーブルを見るが、綺麗に伸ばされた生地がある。口笛を吹いたエジェアウィンは褒めるように娘の頭を撫でた。
月に一度、エジェアウィンは役所で開催される料理教室の講師をしている。団長の頃から料理上手は有名で要望があったからだ。そして今日は母の日に合わせ、父子だけのクッキー作りが行われている。
慣れない作業に父親達はあたふたし、子供達に怒られているが、どこも微笑ましい。それを見ていたエジェアウィンの隣で、ガチャガチャとアンナは型を探しはじめた。
「えーと、ニワトリにトラにウサギに……あ、イノシシいた!」
「なんでだよ!!!」
ついツッコミをしてしまい、周りの視線が集まる。
慌てて笑って誤魔化すが、娘が持っている型には笑えない。ニワトリはまだしも、他の動物はこの世界にはいないはず。なのになぜクッキーの型があるのか。自身の分身にもなりつつあるそれらをエジェアウィンが凝視していると、アンナは小首を傾げた。
「母ちゃんが作ったんだよ?」
「あん!?」
寝耳に水だと、エジェアウィンは片眉を上げるが、気にした様子もなくアンナは生地をくり抜きはじめた。
「母ちゃんが型のレパトリーが少ないって、城の鍛冶班に頼んだんだって」
「鍛冶班って……武器専じゃなかったか?」
「貴様らなら出来る!!! ……って」
「あーあ……」
満面笑顔で応援する妻と、泣きながら頑張っている鍛冶班が浮かんだエジェアウィンは同情する。後者に。元から家事全般が得意だった彼女は元の世界の知識をフル活用し、この世界初の品を数々作っている。主にケーキや工作だが、今では『幸福の異世界人』ではないかと思うほどだ。
出会った頃にそれらを披露していればと、エジェアウィンは思い出し笑いする。
「そういえば、父ちゃんはばあちゃんにあげないの?」
「あーあ……御袋な」
振り向いたアンナの問いに、目を逸らしたエジェアウィンは頬をかく。
結婚の条件だったのもあり、実家に帰ることも実母と会うことも増えたがそれだけだ。母の日だからといって何かをするつもりなどエジェアウィンには毛頭ない。だが、娘の視線に溜め息をついた。
「……花ぐらいは買ってくよ」
「クッキーあげればいいのに」
「高級品しか口に合わねーんだよ。それに……多分アイツが持ってくるだろうしな」
また一息吐いたエジェアウィンは、型を取りに来た子供達と話しはじめる。その背にアンナも頷くのは、毎週母が何かしらの料理を祖母に持ってくるからだ。
父同様、母と祖母の仲も良いとは言えないが、それは祖母が一方的に苦手としているだけ。母自身は仲良くしたくてしょうがない。その溢れる愛が原因など気付いていないだろうが。それでも最近折れてきている祖母を知っているアンナは、型抜きしたクッキーをオーブンにいれると、また生地を作りはじめた。
「何してんだ、アンナ?」
「まだ時間あるし、いっぱい作ろうと思って。父ちゃん、これかたい……」
「お、おう、代われ」
時間がたち、硬くなった生地に奮闘する娘と代わったエジェアウィンは、力いっぱいこねる。それを嬉しそうに見ていたアンナは笑顔を向けた。
「さっすが父ちゃん! よっ、ヒーロー!!」
「お膳立てがアイツに似てきたな……」
「いいじゃんいいじゃん! あたしと父ちゃんが力を合わせたら世界一なんだから、きっとばあちゃんも食べてくれるよ!!」
自信満々な笑顔に、一瞬エジェアウィンの手が止まる。そのまま生地に視線を落とすと、口元に弧を描いた。
「だな」
どこか恥ずかしそうで嬉しそうで、不器用な笑顔。
つられるようにアンナもはにかむが『あ』と、何かに気付いたように振り向いた。見れば、ドアの隙間から覗いている人影。それが誰なのかエジェアウィンもわかると大きな溜め息をつき、意地悪く笑った。
ヒーローにはほど遠い、お姫様いじめのはじまりだ。
──その夜。
「これが今日の私の傑作、パイナップルをくり抜いて作った動物園! 愛らしい動物達に混ざって、アウィンとアンナはもちろん、ご養親もいるぞ!! ただし、手羽先はいないっ!!!」
「地味にすげーの作ってんじゃねーよ!!!」
「すっごい! やっぱ世界一は母ちゃんだね!!」
「母さん、しっかり……」
偏った芸術品を生み出す嫁と、卒倒する姑の仲は果たして縮まるのか。
そればかりは誰にも予想出来ない────。
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*アウィンに質問!*
・名前=エジェアウィン・コルッテオ
・愛称=アウィン
・年齢=三十四
・身長=一七三……ヒナタと変わんねーのがなあ
・誕生日=アクアマリン(三)月三十日
・出身=アーポアク国ドラバイト
・家族構成=親父とお袋と兄貴。今は嫁のヒナタと娘のアンナもいる
・職業=元ドラバイト騎士団団長。今は役所員
・武器=槍
・称号=暴勇の騎兵(キャヴァリィソルジャー)
・利き手=両利き
・目の色=紫
・髪の色=茶
・長所=突っ走ること。オレは良いことだと思ってる
・短所=気が短い……うっせー
・趣味=ああー……創作料理?
・特技=人の顔と名前を覚えること
・親友=同じ貴族仲間にいるぜ
・ライバル=強いていうならヒューゲ。か、叶うわけないとか言うなよ!
・尊敬する人=ロジエット! オレのはじまりだかんな
・好きな食べ物=肉っ! 焼肉っ!! ……最近イノシシ肉が食えなくなったのはなんでだろうな
・嫌いな食べ物=……グリンピース。んだよ?
・好きな飲み物=コーラ
・好きな季節=夏。ガキ共と遅くまで遊べるから
・口癖=『あん?』
・やめられない癖=ケンカ腰になること
・お酒=好きっちゃ好きだけど、大勢で飲むのが一番だな
・大切な物=ハチマキ。ヒナタとアンナともお揃いだしな
・怖いもの&こと=日照りが続くこととヒナタのハリセン
・昔の夢=ヒーロー!
・今の夢=他街と合同で祭りとかしてーな
・休日の過ごし方=なんか色々。ヒナタと一緒で動いてねーとダメなんだ
・今までした大怪我=やっぱ魔王戦か?
・私服=タンクトップ。まあ、団長服の下ともいうな
・寝巻き=Tシャツ、短パン
・所持金=あんま買わねーし、五千あるかじゃね?
・給料=役所員つーてもまだ下っぱだし、五十あるかないかか?
・自分へのご褒美=買い食い
・一日のサイクル=朝は六時起き。飯を食って仕事行って終わるのは夕方五時。その後アンナと騎舎や教会に行って……寝るのは0時か?
・アーポアク国について=あんま気にしたことなかったけど、ヒナタ来てから変な国だなって
・ドラバイトについて=血の気は多いけど、根はいいヤツらだぜ
・他国について=あんま興味ねーな。『六帝会議』とかアズフィロラに任せて悪いと思うけど
・魔物について=最近少ねーよな
・フィーラについて=融通きかねーけど、的確なこと言ってくれるし、良いヤツだよ
・フィーラの秘密=未だにイノシシとニワトリの相性とか、わけわかんねーこと言ってくる。疲れてんだろーな……
・ベルについて=付き合いはいいんだが、ホント話を聞かねーよな
・ベルの秘密=物知りかと思えば、料理については無知(スパゲッティもうどんも麺
・スティについて=ヤル気ねーよな
・スティの秘密=他街に通れるようになったからか、夜、ドラバイトで美人な姉ちゃんと歩いてた。ヒナタに言ったら殺すって言われたけど
・バロンについて=昔となんも変わってねーよな。縛り好きも、遊び好きも……ホントな
・バロンの秘密=釣りが上手い
・イズについて=なんかホイホイ出てくる人。あんま王って感じはねーかな
・イズの秘密=お菓子作ってくれって材料費くれる
・魔王について=昔よりは何も思わねーな
・魔王の秘密=たまに野菜を引っこ抜きにくる。なんか抜く瞬間が楽しいらしい
・ミレンジェについて=ひん曲がった性格、ホント治んねーよな。ま、ジジイの傍にいてくれるのは感謝すっけど
・テバメットスについて=クソ兄貴……まあ、それなりにオレのこと考えてくれてるとは思う
・前団長について=トルリットのおっさんに似た感じの人
・ヒナタの第一印象=すっげー面倒でうるさい女
・現在=やっぱ面倒でうるさい女……けど、しゃーねーなって
・いつヒナタを好きになった=あー……ガチで言うと、魔王に敗れて、青褪めた顔でオレを見てた時
・ヒナタに治してもらいたいところ=団員に紛れて遊ぶな!
・ヒナタにしたいこと=他の家じゃ忙しくしてるみてーだし、ゆっくりしてもらいたい。別にオレ、家事は嫌いじゃねーし
・ヒナタにしてもらいたいこと=あー……膝枕とか?
・好きなプレイ=プ、プレイ!? オ、オレは別に……普通だよ
・複数プレイについて=なんで他の連中あんな上手いんだ? 逆に嫉妬するぜ
・夜の営み=他よりはしてねーと思う。一緒寝るだけで幸せじゃね?
・してみたいプレイ=……ノーコメント
・結婚して変わったこと=親と兄貴にありがたみを知った
・アンナについて=元気なのは良いことだぜ。ヒナタみたいに羽目外しすぎんなよ
・他の子供達について=ガキは好きだし、楽しいぜ
・生まれ変わったら=農家に興味あんな。まあ、今も出来なくねーけど、場所柄なー
・ヒナタへ=あー……なんだ。ほら、まあ……いつもサンキュ。これからもよろしくな
・読者の方へ=あんまオレ目立ってねーけど、好きって言ってくれるヤツもいて嬉しいぜ。あんがと
*番外~作者によるアウィンについて~*
最初の設定=キレやすいツンデレ
現在=良心でかわいいヤツ
なかった設定=ハチマキ。キャラが弱かったので付けました
モデル=別の創作キャラ。『あん?』もそこから
イメージカラー=金色。錆びてもピカピカになれる感じ
ヒナタとについて=良い夫婦って感じですね。実際結婚するならアウィンはお得だと思います
今後=『四天貴族』として頑張ってくれるはずです
アウィンに一言=突っ走れ!
読者様へ=中々秀でるところがない子ですが、それが彼の良いところだと思っています。これからも優しくちょっと短気なアウィンをよろしくお願いします