異世界を駆ける
姉御
番外編*拍手小話~ラガーベルッカ編~
*過去の拍手お礼SS集
*風邪引き*(※男視点)
いつもより本を読むのが遅い……気がする。
城の書庫で入荷したばかりの本を立ち読みしながら整理する私に、手伝ってくれている子供達が顔を覗かせた。十冊ほど積み重なった本をキョウカさんが指す。
「パパ、ここのは直していいですです?」
「あ、いえ。まだ読んでないので、こちらからお願いします」
「い~ち、に~、しゃ~ん……だけ~?」
小さな指で私が指した本を数えていたルルさんが首を傾げる。彼女の後ろで眼鏡を上げるセツくんも不思議そうに私を見上げた。
「いつもなら読み終わってる数なのに……そういう気分だったとか?」
「ですかね。私も日夜本ばかりではありませんから」
変わらず微笑んだのに、なぜだか見つめる子供達の視線が痛い。
おかしいですね。殆どの本を制覇してる書庫では新刊ぐらいしか読みませんし、可愛い妻にも散々言われ控えているはずなんですが。そんなに自分は信用ならないのかと思っていると、軽快な足音が聞こえてきた。
「お~い、はかどってるか~?」
「ママ~!」
呑気な声にルルさんが両手を上げたまま駆け寄る。
そんな小さな娘を『よいっしょー』と言いながら、愛する妻ヒナタさんは抱き上げた。
「お~、ルルも手伝ってたのか。偉いぞ~」
「ルル~えら~い!」
癒される二人の笑顔に私も笑みを零す。と、目が合ったヒナタさんの片眉が上がった。
「ベル、笑顔が下手だぞ」
「はい?」
予想外の言葉に私どころかセツくんもキョウカさんも目を丸くする。小首を傾げているルルさんを抱えたままやってきたヒナタさんは怪訝な顔で私を見上げた。上目遣いの妻と娘とは可愛いものです。
そんなことを思っていると、大きな溜め息をついたヒナタさんが私の背後へと回り、肩で背中を押した。
「なんですか?」
「いいから、そのまま寝室に行け」
「こんな真昼間からベッドへのお誘いをいただけるなんて嬉しいですね」
「~~~~いいから行けっ!!!」
真っ赤で可愛らしい顔のままタックルされ、内緒話でもあるのだろうと奥へ向かう。書庫と変わらず積み重なった本とベッドがある寝室に入ると、ヒナタさんはドアの前でルルさんを下ろし、子供達に何かを伝えた。
風で盗み聞きしようとするが、不思議と聞こえが悪い。
「ベル」
「は……」
考え込んでいたせいか反応が遅れ、気付けばドンっと、ベッドへ押し倒されていた。
スプリングで浮いた背中は皺の寄ったシーツに包まれ、ヒナタさんが跨る。目を見開くしかない私に彼女は顔を近付けるが、眉間に皺が寄っている。
「ヒナタさん、もう少し情緒ある雰囲気が欲「黙っとけ」
一喝に怒気が含まれていたのもあり、大人しく黙る。
すると額と額がこっつんとくっつき、可愛らしい唇がゆっくりと動いた。
「やっぱり……熱があるな」
「は?」
何を言われたか一瞬わからず目を丸くする。
だが、起き上がったヒナタさんは私が着ているコートも上着も手袋も靴も手際良く脱がし、掛け布団を被せた。
「私は御粥を作ってくるから大人しく寝てろ」
「え、あの、ヒナタさ……」
訊ねる前にさっさと出て行ってしまった。
静まる室内にただ呆然とするが、次第に身体が冷えてくる。脱いだからではない別の寒さだ。
「ああ……熱が出ていたんですね……」
ずっと忘れていたような感覚にやっと気付き、溜め息を零す。それでも何かを読みたくて、近な本に手を伸ばした。
けれど、虚ろな目が静かに閉じると伸ばした手も落ち――。
*
*
*
没頭するものがあると自分のことは後回しだ。
目の前のことが気になるから知りたいから。
自分のことはどうでもいい。
そう――。
*
*
*
冷えていた身体に暖かさが戻る。
布団とは違う、優しく包まれているような……幸せな感じ。その正体が知りたくて瞼を開くと、ぼんやりと誰かが視える。徐々にハッキリとしてくるその顔はとても愛らしい寝息を立てているヒナタさんだった。
「むにゃ……むふふふ……」
陽気な夢でも視ているのか顔がとても緩んでいる。
その頬を突いてみると眉を顰められ、離すとまたにんまりと頬が緩んだ。
「可愛いですね」
何度繰り返しても表情を変えるのが面白くて可愛くて、早押しのように突いてしまう。すると、彼女の肩が見る見る内に震え、カッと目が見開かれた。
「っあああ゛あ゛あ゛何すんだあああーーーーっっ!!!」
怒りモード全開で起き上がった彼女の口からは火が噴き出しそうなほど勢いがある。それをニコニコ見ながら上体を起こすと頭を撫でた。腕を組んだ彼女は不機嫌そうに言う。
「貴様……元気そうだな」
「ええ、可愛らしいヒナタさんを見れて幸せです」
「頭がいかれてるようだ、ハリセンで叩いてみよう」
「あ、眩暈が……」
わざとらしく額に手を置くと、棒読みだったヒナタさんの背中から怒りの炎が見える。だが、大きな溜め息と共に伸ばされた手が私の頬を撫でた。
「本当に大丈夫なのか?」
先ほどまでとは違う大人しい声。そして不安と心配が混じった表情。くすりと笑うと、両手を背中へと回し、柔らかな髪を撫でながら耳元で光る翡翠に口付けた。
「ええ、問題ありません。心配かけましたね」
「べ、別にそこまで心配はしてない。良い子に寝てたしな」
身じろぐヒナタさんは顔を赤めるが、私は子供扱いされているのが不思議でならない。考え込んでいると、顔を上げた彼女はテーブルに置かれた土鍋を指した。
「御粥を暖め直すから離してくれ。あと貴様も水分摂取しろ」
「水分ならヒナタさんのキスとか口移しとか愛え「ベ~ルうぅっ!」
鬼の形相で両頬を引っ張られるが、つい真っ赤な顔に笑顔を返してしまう。
それが余計怒らせているのか、たーて! たーて! よーこっ! と、普段子供達にするよりも痛い。
「ヒにゃタしゃん痛いでしゅ。私、病人でしゅよ」
「楽しんでるだろ!」
「失礼にゃ。笑顔は私にょ基本でしゅ」
笑顔をキープしたまま話す私に疲れたのか、手を離したヒナタさんが寄りかかる。そんな彼女をまた抱きしめると、ぬくもりが増すのを感じた。
「不思議ですね……いつも以上に安心します」
独り言のような呟きが聞こえたのか、顔を上げたヒナタさんと目が合う。
数秒考え込む様子を見せたが、そっと私の背中に腕を回した。
「そうだな、風邪を引いてると急に一人ぼっちになったようで寂しくなるな……」
それは“答え”だった。
熱に気付かないほど本に没頭する。いや、気付きたくないのが本音だ。気付いて認めてしまえば熱に犯され力は出ない。本も読めない。何より住み慣れたはずの書庫なのに寂しくなってしまう。
「歳……ですかね」
情けない声にヒナタさんは何も言わない。だが、ポンポンとあやすように背中を撫でてくれた。この歳にもなってと思うよりただただ嬉しくて、ぎゅっと抱きしめる。
最初は苦しさからか文句を言っていたが、私をチラ見みた彼女は一息吐いた。
「仕方ない、今日だけだぞ……病人だからな」
「ええ……病人ですから」
互いにくすくす笑いながら背中を撫で合う。
自分のことはどうでもいい。そう、彼女の前では無意味になるのだから、紛らわす本なんていらない。貴女さえいれば……。
せっかくなので、裸エプロンで“あーん”と言いながら私に跨がって、自分から肉棒を挿し込みながら『愛してる』とリクエストしたのですが、盛大に叩かれてしまいました。
なぜでしょう────。
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*母の日*(※第三者視点)
今日は母の日。
ベルデライトの本屋では『感謝の手紙を書こう』と、メッセージカードが配られていた。談笑スペースに用意された色鉛筆やクレヨンを使い、子供達は楽しそうに書きはじめる。
「ママえ~」
「“へ”だ、ルル……キョウカも、ニホン語じゃないとダメだ」
「あ、でしたです」
ベルデライトの文字が読めない母のために、子供達は“特別”な字を綴っていく。すると、大きな手がセツのカードを指した。
「セツくん、“さ”の字が反対ですよ。キョウカさんも“と”が抜けてます」
「パんパ、ルルのみて~」
指摘に、セツとキョウカは気付いたように消しゴムをかける。反対に立ち上がったルルは、父の元に駆け寄ると、元気よくメッセージカードを見せた。
本を閉じたラガーベルッカは、受け取ったカードに笑みを零す。
「イラスト付きとは可愛いらしいですね。ヒナタさん、号泣しますよ」
「えへへ~」
それだけで?、と、周囲にいた親子は思うも、セツもキョウカも何も言わなかった。本当だからだ。
親バカのか元からなのか、何かを贈るだけで泣いてしまう母。それが楽しみのような恥ずかしいようなで書いていたキョウカは、ふと父を見上げた。
「パパは書かないです?」
その問いが意外だったのか、ラガーベルッカは瞬きを繰り返す。それから口元に手を寄せると、天井に目を向けた。
「そういえば、書いたことないですね。なにぶん、言葉で伝える方が好きなので」
「いや……多分キョウカは、おばあちゃんのことを言ったのだと……」
「あ、実母(そっち)ですか」
ちっとも浮かばなかったという笑顔に、セツとキョウカは呆れた。
実際、子供達が生まれてからは実家に帰ることも増えたが、殆どラガーベルッカは実父母と会話をしない。もっとも本を読んでいない時やヒナタがいる時はそれなりに話すため不仲とはいわないが、無関心なのに変わりはない。
すると、予備に貰っていたメッセージカードを手に取ったラガーベルッカは色鉛筆を握った。
「では私も妻にラブレターを書きましょうか」
満面笑顔に実母じゃないのかという総ツッコミは呑み込まれた。
そんな子供達や周りを他所に、ラガーベルッカは綴っていく。
「拝啓、愛するヒナタさんへ。いつもお美しく素敵な笑顔に癒され、そのすべてに口付けを」
「音読はいらないっ!!!」
「ですです!!!」
「え?」
キョウカと共に、セツも珍しく大声で止めた。
その頬は寒さとは別の意味で赤くなっている。周りも一緒に。きょとんと、ラガーベルッカは小首を傾げる。
「読んだ方が文章間違いもわかりますよ。あ、『そのすべて』ではなく『敏感なお身体に』の方が良か」
「黙って書いて!!!」
「ですです!!!」
「ほんやではしじゅかに~」
また大声で止める兄姉に、ルルは小さな指を立てる。
その指と笑顔に気付いた二人と父は頷くと、黙々とメッセージを書きはじめた。本屋でもお喋りぐらい構わないだろうが、周囲が心底安堵の息をついたのはいうまでもない。
しばらくして、筆記具を置く音がした。
「あとはシールとか貼るとかわいいです?」
「ルル、リボンもしたい~」
「僕は……このままでいいかな。パパは?」
互いにカードを見せ合っていた子供達は父を見る。まだ何かを書いていたが、すぐ色鉛筆を置いた。
「私もルルさんに習って絵を描いてみました」
そう言って笑顔で見せてくれる。が、受け取った子供達は黙る。それから数秒の間を置いて父を見た。
「「「これ何」です?」~?」
「ヒナタさんですよ?」
「「ええええぇぇぇーーーーっっ!!?」」
一斉の疑問に答えたラガーベルッカに、セツとキョウカはまた声を張り上げるとカードを凝視した。『マんマ、からふる~』とルルが言うように、確かに多色が使われていて色鮮やかだ。が、果たして妻と呼べるか……それ以前に、人間にも見えない絵という名の形だった。ハッキリ言ってルルの方が上手い。
絶句したセツとキョウカがゆっくりと振り向く。
「……これはちょっと」
「パパ……絵、あんまり得意じゃないです……?」
あえて下手とはいわない子供達の優しさ。だが、ラガーベルッカは『う~ん』と考え込むだけだった。
「私的には普通だと思うのですが……あ、でもオーガットから『独特っスね』と言われたことありますね」
「独特……」
「です……です」
上手い解釈法があるものだと、自分達と同じ顔をしていたであろう叔父をセツとキョウカは讃えた。いまだ放心状態の二人を他所に立ち上がったラガーベルッカはルル抱える。
「では、帰りましょうか。あ、文具店に寄ります?」
「リボン~!」
元気な声に我に帰った二人も立ち上がると、カードを持って本屋を後にした。
外は小雪がちらついているが、普段と変わらない。むしろ弱い方だと、父の腕から下りたルルも兄姉と共にフードを被り、手を繋ぐ。
文具店へ向かう三人を横目に、ラガーベルッカは別の商店で立ち止まった。母の日用にディスプレイされているショーウインドウには自身、変わらない笑みが映る。
「あ、マんマ!」
はしゃぐルルの声に、ラガーベルッカの視線も戻ると、こちらに向かって走ってくる人影がある。
それが母だとわかる子供達のようにラガーベルッカも妻だとわかると、足を向けた。その足がさっきよりも速く、ショーウインドウに映る笑みも深くなっていることを知る者はいない。ただ一人。抱きしめられたヒナタだけは、浮き立っている彼を理解したかもしれない。
妻だからこそわかる、旦那の気持ちを──。
──その後。
「ああ、あのピカソみたいな絵だろ? 私も他の連中もよくわから……フィーラと魔王だけ理解してる雰囲気だったか」
「ちなみにこれなんだけど……」
「ママ……です」
「パんパがかいたの~」
手渡したカードに口篭るセツとキョウカとは違い、ルルとラガーベルッカは笑顔。
当然ヒナタの反応は前者だった────。
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*ベルに質問!*
・名前=ラガーベルッカ・ヴェレンバスハと申します
・愛称=ベルです。街名と被ってますよね
・年齢=四十になるようです
・身長=一九十になりました
・誕生日=アメシスト(ニ)月八日
・出身=アーポアク国ベルデライト
・家族構成=両親と弟がいたはずです。なにぶん愛する妻と子供達が優先でして
・職業=元ベルデライト騎士団団長。今は書庫の管理人と相談役をしています
・武器=弓(大剣としても使用可)
・称号=白銀の空騎士《スカイ・リッター》。16話の時点ではまだ古語の設定がなく(「騎士」だけに使おうと思っていたそうで)「空」は英語が使われました
・利き手=基本右ですが両利きです
・目の色=翡翠
・髪の色=銀
・長所=集中力。興味あることだけですが
・短所=時間を忘れる
・趣味=読書
・特技=読んだ物は本に限らずすべて内容を覚えています
・親友=強いて挙げるなら、昔ベルデライトに住まれていた本屋の息子さん。今はセレスタイト国の騎士団で副団長を勤めてらっしゃいます
・ライバル=ウサギですね
・尊敬する人=バロンでしょうか。宰相なんてすごく面倒そうなのに、よく続きますよね
・好きな食べ物=サンドイッチ。手軽に食べれますので
・嫌いな食べ物=ネバネバした物でしょうか。納豆とか山芋
・好きな飲み物=紅茶
・好きな季節=季節ってなんですか? ともかく暑いのは苦手です
・口癖=『問題ありません』
・やめられない癖=笑顔でいることでしょうか。嫌なことも笑顔だけ振り撒いていれば問題ありません
・お酒=好きですよ。特にヒナタさんと飲むのは
・大切な物=自分で最初に買った本とヒナタさんから貰ったピアス
・怖いもの&こと=ヒナタさんのハリセン
・昔の夢=本屋さん
・今の夢=各街に図書館を作りたいとは思うのですが面倒そうで……後はヒナタさんが積極的に(規制
・休日の過ごし方=他街の本屋や下着屋巡りです
・今までした大怪我=魔王戦……ですかね?(笑顔
・私服=寒さなどは魔法で塞げるので、シャツとズボンですね
・寝巻き=同上
・所持金=本を買うことがあるので十万程度
・給料=今は城の結界と相談役料で八十万前後
・自分へのご褒美=毎月運ばれてくる本だけで充分です
・一日のサイクル=はあ……なにぶん時間の感覚がないもので私にもわかりません
・アーポアク国について=自分の生まれた国。それ以上も以下もありません
・ベルデライトについて=同上
・他国について=他国の本には興味あるので、交易してもらいたいですね
・魔物について=特に思うことはありません
・フィーラについて=真面目さんですよね。おかげで助かってますが、抜け目ないですから
・フィーラの秘密=貴族のパーティで強いお酒を薦められたら、笑顔を振り撒きながら水とすり替えるんですよ
・スティについて=ウサギ
・スティの秘密=身長を気にしていたのか、密かに牛乳を飲まれていました。私には到底及びませんが
・アウィンについて=良い子ですよね
・アウィンの秘密=他街のヒーローが出てくる絵本を嬉しそうに読んでらっしゃいました(読み方の師事もされました
・バロンについて=飲み仲間だったりするほど仲が良いんですよ
・バロンの秘密=長時間飲んでいると、本気で斬りかかってきます(本人記憶にないそうですが
・イズについて=自由奔放ですよね。おかげで好きなこと出来ています
・イズの秘密=書庫におかし箱を置いてらっしゃいます
・魔王について=墜とすべき敵
・魔王の秘密=さあ? 興味ありません
・オーガットについて=弟
・前団長について=ネガティブな方でしたね。いつも雪だるまになりたいとかなんとか
・ヒナタの第一印象=色々な意味ですごい方だなと
・現在=すべてが愛らしく可愛いらしい素敵な妻です
・いつヒナタを好きになった=玉座で三人をいとも簡単に倒し、私を見上げる目と目が合った時です
・ヒナタに治してもらいたいところ=もう少し年上(私)に優しくお願いします
・ヒナタにしたいこと=ヒナタさんの可愛いところをすべて教え……ようとして、毎回叩かれます
・ヒナタにしてもらいたいこと=ご自身から攻めてもらいたいですね。口付けも舐めるのも挿入も……ね?
・好きなプレイ=後ろからするのが好きです
・複数プレイについて=もちろん不満ですよ。だからこそ見れる可愛らしい表情もあるので目を瞑ってるというやつです
・夜の営み=ツンデレって面白いですよね
・してみたいプレイ=媚薬とか?
・結婚して変わったこと=少しだけヒナタさんがデレてくれるようになりました
・セツについて=男同士なのもあり、私の気持ちをよく理解してくださいます。本好きも、怒られることも
・キョウカについて=元気なのは良いことだと思います。しかし、語尾の『です』はどこから来たのでしょう?
・ルルについて=天真爛漫、笑顔100点満点です
・他の子供達について=騒がしいですが、不思議と嫌ではありません
・生まれ変わったら=本が読めるならなんでも
・ヒナタへ=毎日愛していますよ、奥さん
・読者の方へ=変わらず読んでいただきありがとうございます。これからもヒナタさんに愛をたくさん囁きますので、またぜひ盗み聴きにきてください
*番外~作者によるベルについて~*
・最初の設定=読書家の笑顔さん
・現在=囁き魔ベル様
・なかった設定=書庫住まい。最初は普通にベルデライトの騎舎に住んでる予定だったのですが、本好き=他に感心がない性格がいいかなと
・モデル=別の創作から。創作の方では王様でした(笑)
・イメージカラー=緑。街名と同じ宝石ベルデライトのような
・ヒナタとについて=プンプン怒る彼女を『はいはい』って優しくなだめてくれる感じですが、ちゃっかりしてる部分もありますね
・今後=変わらずのマイペースで、癒してくれます
・ベルに一言=読書はほどほどに
・読者様へ=いつもニコニコしている彼だからこそ、ヒナタの怒りも治まり甘えたくなる大人だと思います。そんな彼の笑顔と囁き、今後も楽しみにしてもらえると嬉しいです