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カモん!
あとがき
作者の紫堂です。
この度は『カモん!』を読んで頂きありがとうございました。
私にとって小説の初作品であり、無事最終話まで運べたことを大変嬉しく思います。
当初は16話後に最終話に近い内容で『完結』を考えていました。
けれど海雲が東京へ帰ってしまうので物足りなく『東京編』を執筆。気付けば全47話という長編になってしまいました。ここまで書けたのも今読んで下さっている皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
『カモん!』は地元福岡を舞台にした作品だったので、とても書きやすかったです。
居酒屋好きなのもあって最初は『豚バラの素晴らしさを~』とか考えていましたが、いつの間にかアホバカボケしながら家族という重いテーマが乗っかり、最後に豚バラは出ないという(笑)
みきにはとにかく過去が重くても前向きでという思いで書き、海雲は本編ではまったく喋らずどうしたもんかと本気で悩みましたが、表情豊かになっていく姿は書きながら嬉しかったです。最終話もあまり喋らなかったけど(笑)
そんな彼女達の物語。一応終わりではあるのですが、番外編を予定していますので、またお暇な時にでも覗いて頂けると嬉しいです。
スピンオフのまきと寺置の物語『姉の恋人秘書とボク』も『カモん!』の裏側で起こっていることを書いているので、一緒にお楽しみ頂ければと思います。
それでは『カモん!』。読んで頂き本当にありがとうございました!
紫堂あねや
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