異世界を駆ける
姉御
番外編*拍手小話~ヒナタ+魔王+a編~
*過去の拍手お礼SS集
*ヒナタに質問!*
・名前=魚住 陽菜多! 結婚後は、ヒナタ・アンモライト・セレンティヤ・ヴェレンバスハ・ストラウス・コルッテオ・クロッバズ・アーポアク!! い、言えた……!!!
・愛称=友達からは『なっちゃん』や『ひななん』と呼ばれていたが、こちらではないな。うむ、ちょっと寂しい
・年齢=三十八。まだまだ若いぞー!
・身長=一七一。まあ、これ以上は伸びんだろ
・誕生日=四月五日! まさかのイズと一緒だ
・出身=東京都
・家族構成=両親も祖母も他界しているが、旦那六人、子供十一人と幸せだ
・職業=元はOL。今はアクロアイト情報部隊伝令係だ
・武器=ハリセン。もう十四代目ぐらいになるか
・称号=他国では『輝石の女帝』とか呼ばれているらしい。『輝石の姉御』にならなくて良かった
・利き手=右
・目の色=黒
・髪の色=黒
・長所=ハッキリと物を言う!
・短所=真っ先にハリセンが出ること……すまん
・趣味=裁縫。編みぐるみで動物園作りたいし、子供達にも可愛い服をな……むふふ
・特技=チートを活かした配達力。あと、旦那達の体調変化はわかる
・親友=この世界だとユフィだ
・ライバル=気にしたことないな
・尊敬する人=ジェビィさん! 美しいし、笑顔で黙らせるし、カッコいいし……あのイタズラ心がなければな
・好きな食べ物=魚が好きだな。秋刀魚が良い。スティに頼……無理か
・嫌いな食べ物=こ、こんにゃく……ぶにょぶにょ感が好きじゃない
・好きな飲み物=フルーツジュース。絞り立てが美味い
・好きな季節=春! 弁当もって花見するぞー!
・口癖=『うむ』
・やめられない癖=可愛い可愛いと愛でること。可愛いのは仕方ない!
・お酒=の、飲みたいんだが……
・大切な物=旦那達から貰った宝石と子供達
・怖いもの&こと=上以外の宝石と暗いとこ。だいぶんマシになったがやはり、な
・昔の夢=保母さん!
・今の夢=家族旅行! 旦那達が重要人ばかりで難しくてな……
・休日の過ごし方=子供達とだーらだら
・今までした大怪我=陸上してた頃に骨折した……ニヶ月
・私服=動きやすさ重視!
・寝巻き=パジャマあるが、暑い時は下着だけ
・所持金=三万ぐらいか?
・自分へのご褒美=四方の甘い物を食べる!
・一日のサイクル=朝五時に起きてジョギングしてご飯作って、九時ぐらいに仕事で四方駆けて、十ニ時すぎにいた街で昼食とって、仕事なければ自由時間。十五時におやつ食べて、十七時に晩御飯作って……以降はその日の旦那による
・アーポアク国について=昔と比べて解決したからな……まあ、壁に囲まれてるのはどうかと思う
・他国について=いつか行ってみたい
・魔物について=最強の旦那達がいるから問題ない
・フィーラについて=以前より休みを取ってくれるし、変わらずキス魔だ
・フィーラの秘密=生クリームが食べれるようになった
・ベルについて=さすがに書庫も制覇したのか、読書時間は短くなったな。その分、愛が増……いや、嬉しいが
・ベルの秘密=独特な画が密かに人気らしく、個展の話が出ているらしい……マジか
・スティについて=大きくなって美青年! 父親らしくもなったし……でもやっぱり可愛い。内緒な
・スティの秘密=他国の古語を理解してるし喋れる。イズに教え込まれたらしい
・アウィンについて=旦那の中で一番頼れる男で変わらず恥ずかしがり屋だ
・アウィンの秘密=料理は得意だが洗濯は苦手。アンナの方が綺麗に干せる
・バロンについて=ドS~それ以外あるもんか~……ちょっとは優しいとこも発見できたがな
・バロンの秘密=普通の植物は育てられない。食虫博士と名乗っていたが……なあ?
・イズについて=しょっちゅう地球に行ってるようだな。まあ、子供達に人気のようだし土産もあるし……私への愛はあるんだろうか
・イズの秘密=実は寒がり。魔法で防御してるんだ
・魔王について=良いヤツだ。もちろんヘビも。ほんと人間らしく……最近あれ~なのが問題だな。主に私か
・魔王の秘密=子供達をアーポアク外に連れてっているらしい。課外授業なら良いと言ったら『疑いをもて』と呆れられたが信じてるしな
・子供達について=可愛い可愛い我が子たち! いつも元気なのは良いことだ
・生まれ変わったら=両親と共に過ごしたい……だろうか
・旦那達へ=あまり無理はせず、趣味に没頭せず、寝らず、素直になって、食虫おさえて、おっぱい連呼やめろ。でも大好きだ
・読者の方へ=いつも応援ありがとう! まだまだ駆け回るからついてきてもらえると嬉しいぞ!!
*番外~作者によるヒナタについて~*
・最初の設定=元気に走り回る姉御
・現在=輝石の女帝
・なかった設定=暗所嫌い。スティとの約束のため追加しました
・モデル=別の創作から
・イメージカラー=オレンジ。ぱっと場が明るくなりますね
・今後=むっはははと突っ走って叩いてと変わらずです
・ヒナタに一言=姉御!
・読者様へ=元気いっぱいの姉御がいてこその「異世界を駆ける姉御」。今後ともよろしくお願いします!
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*魔王編「母の日」*(※第三者視点)
一筋の光も射さない暗闇の世界。
溶け込むように設置された漆黒の玉座に座る魔王は、閉じていた瞼を片方だけ開いた。
『……どうした、ヘビ』
呟きがどこまでも響くと、相棒であるヘビが上空から降りてくる。その表情はどこかご機嫌で、シャーシャーと何かを言い、理解出来る魔王は目を丸くした。
『母の日? 主に母がおったのか?』
『シャッ、シャッ!』
『ああ、わかっておる……“外が”であろう?』
正解というようにヘビは頷くが、魔王の表情は冴えない。
活動を夜に絞っている魔王とは違い、最近のヘビは昼夜問わず外に出ているからだ。しかも一匹だけで。
『……出るのは勝手だが、自身が“魔”であるのを忘れておらぬだろうな?』
赤の目を細めた魔王に、ヘビは声を詰まらせる。
魔王もヘビも魔物。この世界にとってはどこであろうと“敵”。特に遊びに出る“外”は『世界の始祖』アーポアク国。それなりに力があるヘビとはいえ、せいぜい中級程度で騎士相手となれば分が悪い。魔物の動きを感知出来る魔王も絶対助けられるとは言えないのだ。
『シャ……シャ~……』
意思を読み取ったのか、ヘビは何度も頭を下げる。
しょぼくれているようにも見え、一息吐いた魔王は手の甲に顎を乗せた。
『それで“母の日”であったか……母も何も、我らには関係ないことであろう』
長い年月を生きている魔王に日付という感覚はないが『母の日』というイベントは知っている。産んでくれた母親に感謝の意を伝える日だと。
だが、魔力の集合体である彼らには関係ないことだ。なのに顔を上げたヘビは嬉しそうに喉を鳴らす。
『シャ、シャ、シャ~♪』
『我が“母”か……あながち間違いではないが、しっくりこんな』
ヘビの説明に魔王は眉を顰める。
世界が生まれのと同時に生を享けた魔王にとっては関係ないことだろうが、ヘビを生み出したのは彼。自身の魔力で生んでくれた父であり母である魔王。だが、生物学上、魔王は“男(オス)”だ。一応。
間違ってはいないが納得も出来ないでいる彼のローブをヘビは引っ張る。ついてこいといっているのが伝わり、渋々腰を上げた魔王は“影”から出た。
暗闇を裂く光に魔王は咄嗟に目を瞑る。
徐々に開く目に映るのは、鮮やかな夕日に包まれた、アーポアク。四つの境界線で区切られた街々は違う景色を見せ、吹き通る風に黒竜の旗が揺れた。しばらく眺めていた魔王はそっと顔を伏せる。
『それで……なんだ、またか』
見下ろした地面には台形のチョコが数個と、名も知らない花が数本置いてあった。チョコは黒竜イヴァレリズ専用の非売品だが、以前もヘビから受け取ったことがある。『父の日』に。
今日もかと屈むと、さらに尻尾に絡められた物を差し出された。覚えのある巾着を。
『やはりアヤツか……まったく、アヤツも主に弱い……?』
世話を焼くのが好きな女を浮かべながら受け取った巾着を開くと目を丸くする。出てきたのは数センチほどの真っ黒なイヤーカフスがひとつ。
そのデザインはヘビと漆黒の宝石が埋め込まれている。夕日に翳すとキラキラと輝いた。
『本物……だな。どうした、盗んだのか?』
『シャッ、シャーシャー!』
『わかっておる、わかっておる。冗談だ』
心外だというように怒るヘビをなだめてしまうのは『父の日』に受け取ったチョコもお金を払っていたからだ。金の出所は別にせよ、決してヘビは強奪をしない。魔物なのに。
『だが本当にどうしたのだ? さすがにまたアヤツに買ってもらったとなると我も黙ってはおらぬぞ』
世話焼きもここまでくればお節介になり、魔王は顔を顰めた。
すると首を横に振るヘビは『シャーシャー』と必死に何かを伝えはじめる。次第に魔王の目が大きく見開かれた。
『アヤツと……造った? 主がか?』
何度も目を瞬かせる魔王に、ヘビも何度も頷く。
どうやら世話焼きの彼女が趣味の工作をしているところにヘビが現れ、一緒に造ることになったらしい。ヘビがポーズを取り、宝石を探しに向かい、彼女が加工するという見事な連携プレイ。呆気に取られる魔王とは違い、ヘビは誇らし気だが、何かに気付いたように振り向いた。そのまま嬉しそうに階段へ向かうヘビに魔王は何も言わない。
理由を知っているのもあるが、何より手に持つカフスから目が離せないでいた。
ヘビが生まれた日など覚えていない。
だが十年前、一度は消滅し、また新たな生を受けてからは今日まで共に過ごしてきた。気付けば自分のような“人間の感情”を持つまでに。
『……いつかヘビも“ヒト”になるかもしれぬな』
呟きは小さい。けれど口元には笑みがあった。
望んでいた夢、望んではいけなかった夢。それが間近に迫る気配よりも先に声が響いた。
「こらこら、ヘビ!絡みつくのは構わんが、前が見えぬだろ!?」
階段の手摺りを頼りに上ってきたのは“異世界の輝石”。
その顔はとぐろを巻いたヘビに隠され、普通ならば発狂ものだが見慣れている。さらにいえばヘビの愛情表現だと知っている魔王はカフスを耳に付けると足を進めた。
『礼はしっかりとせねば……な』
沈む夕日と共に訪れるのは星々と月。だが、不敵な笑みを浮かべる魔の王に月夜は深くなる。目の前で輝く輝石を虜にするほど。
──その後。
「あ、あのな魔王……そろそろ帰りたいのだっあ……」
『ほう? 我のもてなしが足りぬというか。それはすまぬな。もっと激しくしてやろうか……ヘビ?』
『シャ~♪』
悦ぶヘビが彼女の身体に絡みつくと、ナカさえも支配される。
響く嬌声は一人と一匹だけの秘密────。
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*魔王に質問!*
・名前=ない。強いていうなら、輝石がつけた『魔王』だな
・愛称=ない
・年齢=そんなの数えて何が楽しいのだ? まあ、アーポアクよりは少し下だな
・身長=一六ニ……少々他国で面倒ごとがあってな。予想より成長が早いのだ
・誕生日=ない
・出身=ない
・家族構成=……ああ、ヘビのことか
・職業=一応、魔物の長になる
・武器=ない。基本は魔物の召喚と魔法だ
・称号=ない。巷では何やら噂されておるようだがな
・利き手=右
・目の色=赤
・髪の色=黒
・長所=判断力。長としては必要不可欠だ
・短所=聞き分けが悪い……性分的にな(ニヤリ
・趣味=視察だろうか。色々と見るのは好きだ
・特技=おちょくること。特に『四大の騎士』は面白い
・親友=ない
・ライバル=黒王か? 中々に食えぬヤツだからな
・尊敬する人=異世界の輝石。色々とぶっとんだ女だ
・好きな食べ物=焼きそば、焼き鳥、はしまき……が、最近では美味かった
・嫌いな食べ物=苦い物。抹茶は良いものとダメなものがあった
・好きな飲み物=酒。特に南国のは美味いな
・好きな季節=冬。人間も少ないし、静かで良い
・口癖=『ほう?』
・やめられない癖=何かあったか?
・お酒=さっき語った通りだ
・大切な物=ない……護りたいのならあるがな
・怖いもの&こと=変なことを聞く。恐れられてこそ我らだ
・昔の夢=滅び。それ以外は考えなどしなかった
・今の夢=……たまに人間という存在になりたいと思うな。不便で傲慢だが、魔ではわからない人間(ヒト)に
・休日の過ごし方=ない
・今までした大怪我=屋上で『四聖宝』とヤりあった時だな
・私服=ない
・寝巻き=このままだ
・所持金=な……ああ、輝石から何か貰ったな。ヘビが数百円ほど持っている
・自分へのご褒美=ない。それだけで元気になるとは、人間は本当に愚かで面白い
・一日のサイクル=時間など感じたこともないな
・アーポアク国について=『世界の始祖』。我にはそれ以外浮かばん
・他国について=どこの騎士団も強いな。その点、面倒な事情はあるようだが
・魔物について=最近下級が生まれる率は減ったが、上級になったモノで喋りはじめたモノがいる。それが善いのか悪いのか……まだ判断はつかぬ
・フィーラについて=『赤騎士(ルベル)』。『四大の騎士』でもっとも怒らせてはダメな男だ。その点からかいやすいがな
・フィーラの秘密=一人国を出て、大量の魔物を討伐している。本人は修行のつもりなのだろうが……真面目だな
・ベルについて=『空騎士(カエルム)』。冷静を装いながらも、その目は徹底的に滅ぼすと語っている……『赤騎士』とは別の意味で恐ろしい男だ
・ベルの秘密=騎士見習いだった頃、雪山で遭難しかけているのを見たことがある。その日を境に結界魔法が開花したらしい
・スティについて=『影騎士(ウンブラ)』。感情的になりやすいが故、取り込むのは容易いが時に信じられぬ力を発揮する……未だ底が見えぬ男だ
・スティの秘密=互いに影の住人のせいか鉢合わせする時があるのだが、影(そ)の中で何人の女とシたか言うと黙り込む
・アウィンについて=『騎兵(エクェス)』。今はもう辞めておるが、騎士には向いておらぬ男だ……助けるという信念は、魔物相手では邪魔なだけだからな
・アウィンの秘密=貴族連中に会うと別人のように態度が変わる。面白いぐらいにな
・バロンについて=『死神(モルス)』。騎士時代、コヤツがおったせいで『宝輝』を奪うのを先延ばしにしたほどだ……今は良き晩酌相手だがな
・バロンの秘密=騎士を引退したくせに、他国に来るとスッパスッパ斬りよる……ストレスか?
・イズについて=『世界の皇帝』。よくわからぬ男だ……本当に
・イズの秘密=好みではない酒を飲むと酔いの副作用か甘えてくる……輝石みたいにな
・ヘビについて=家族だ。誰の代わりにもなれぬ
・ヒナタの第一印象=いつもと同じ異世界の輝石
・現在=女帝……と、しか言えぬ
・ヒナタのこと好きか=それが人間でいう恋情かどうかは知らぬが……好きだな
・ヒナタに治してもらいたいところ=大声で呼ぶのはやめてくれ。特に旦那達がいる前では
・ヒナタにしたいこと=もう少し暗闇に慣れさせたいところだな
・ヒナタにしてもらいたいこと=旦那もヘビもいない……少々二人っきりというのをしてみたいな
・好きなプレイ=ふむ……ヘビと攻めるのが好きだ
・複数プレイについて=我はまざらぬ。愛人(アミークラ)だからな
・してみたいプレイ=あまりそのテは知らぬのでな……情報を仕入れてこよう
・子供達について=どこもソックリだ
・生まれ変わったら=面白いことを聞く……さあ、その辺におるかもしれぬな
・ヒナタへ=何年たっても騒がしい輝石だ。だがそんな主を我は好んでおるし、これからも変わらず愉しませてくれ……ああ、愉しませるの間違いか?
・読者の方へ=どこかの者達のおかげでこの場にいられることを感謝しよう。その分、過激なことも赦せ
*番外~作者による魔王について~*
・最初の設定=存在すらなかったです
・現在=サブメンバーどころか、ついにHまで……皆さん同様、私も彼が好きなようです
・なかった設定=同上
・モデル=某漫画から(そのキャラは女子ですが
・イメージカラー=灰。闇よりは深くない、でも光には霞む。そんな感じです
・ヒナタとについて=触れることが出来そうで出来ない小さな距離がある中でも信頼し合える感じでしょうか
・今後=ずっとアーポアクを見ていると思います
・魔王に一言=これからもよろしく!
・読者様へ=彼は本当に皆さんのおかげだと思っています。少しずつ割り込んでくる魔王とヘビを他のキャラ同様、愛していただけると嬉しいです**
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
*「異世界を駆ける姉御」裏話*
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。作者の紫堂です。
今回SSはお休みし「姉御」の裏話などを語りたいと思います。今だから話せる……まではないですが、お付き合いいただけますと嬉しいです。
・きっかけ
元気に走り回る姉御肌の女性を主人公にした逆ハーものを書きたくてはじめました。
まさかハリセンを振り回し、相手が6人(+1(?)にもなるとは……最初は『四聖宝』だけだったのに。
・タイトルについて
わかりやすさ重視で。
反対に拙作は必ず最終話にタイトル名を文に入れることを決めているので、最終話どう入れようと悩みました……洋一、愛ちゃん、ありがとう。
・キャラの名前について
あいうえお順です。
ヒナタ、魔王、を、ん、を除き「異世界と薔薇と桃」「銀竜の天運サイコロ」の登場人物(数名脇役含)も合わせたら、あいうえお表が埋まります(あ…アズフィロラ、い…イヴァレリズ、う…ウリュグス、え…エジェアウィン、お…オーガット…etc)
・ヒナタについて
0話のように年下と女子以外には冷たい……どこいった。
・フィーラについて
とことんヒナタを嫌うクール男……どこいった。
・ベルについて
脚フェチでした(13話にそれっぽい描写有)。気付けば囁き魔ベル様。
本=眼鏡というイメージがあるのか、よく掛けていると間違われます。最初はその予定だったのですが、戦闘時に邪魔になるかなと……期待された方すみません。
・スティについて
ただのヤンデレでしたが、殺しのプロにしたらいいかなとメラナイト騎士団副団長に。
・アウィンについて
当初はフィーラの次に話を進ませる予定だったのですが、ロジエットがフミ江のことを知っている設定を作ったので最後に……なんか出遅れた感が。
・バロンについて
サブキャラでラスボスというオチを考えていたのに、6話で妙なフラグが立ち、代わりに魔王が生まれました。最初は束縛好きではなかったのですが、食虫植物後「これでいいや」って……ドS束縛フェチの出来上がり。
・イズについて
情報屋として働く予定でしたが、異世界人のことを考えると殺し関係もあった方がいいなと、メラナイト騎士団が出来ました。
ウィッドビージェレットという名前は二つの宝石を組み合わせて出来たもので、途中で両親の名にしようと決めた時はどういう名に出来るか散々悩みました(レウッドットーって変な名前ですよね)
ちなみにどこにも出てませんが、眼鏡を掛けます。読書好きなのです(ホントなりよ~)
・魔王について
ヘビは普通に消滅する予定でした。でも、一人ぼっちが嫌いとヒナタが言ってしまったので……今ではかわいいヤツです。そしてバロン同様メインメンバーになっているのが一番の驚き。皆様、ありがとうございます。
・子供達について
子供まで出来るって……という感じで迷ったのですが、やっぱり「夫婦」にしたいなと。人数が人数なので色々おかしいとは思うのですが、男達も少しは変わったと思いたいです。
・アーポアクについて
宝石名にしようと探していたところ『小さいありふれた石』に目が留まり、虹色と綺麗だったのでアーポアクになりました。
・四天貴族について
最初は「空気の壁」説明のために作ったので、チェリミュは普通にラズライト団員のお母さんってだけでした。でも、それだけだと弱いかなと異世界人との関係を足し、フォンテとフォンターナが生まれました(二人ともイタリア語で「泉」)
南も当初は別にいたのですが、魔力共有が出来るのを出したかったので途絶えたことにしました。
・メラナイト騎士団について
今までは王の一人部隊。今はイズの勧誘が殆どです。
イズ、スティ、サティは暗殺情報とも可、ミッパは情報専門(ラズライトでメラナイトに所属しているのは、スティ、サティ、ミッパだけ)一応入団試験がありまして、何か特技があることと、イズを捕まえることが出来たら入れます(基本、対応を見ているだけですが)
・解放について
ありませんでした。
でもスティの武器がナイフと魔法じゃ弱いなと、仕込み刀のようにウサギを使おうと思いつきました。なのでフィーラとベルの「解放」が後半なのです。ちなみに副団長も使えるとのことで、四人の呪文や形態も考えていましたが見せる場面なくお蔵入り。他国にもありますが、その仕様は様々です。
・他国について
歴代の王が創ったという設定なので、国名は宝石。なのですが、最初の「青の間」時点では決まっておらず、トルリットだけテキトー(ごめんね
・東国トルリット
火山地帯で、王はユーフェルティア。南十字騎士団が所属。
『四聖宝』が苦手とするキャラにしようと、ああいうメンバーに。気付けばユフィとルーファスのフラグが立ち「銀竜の天運サイコロ」を書いてしまいました。そちらもよろしくお願いします(宣伝(笑)
・西国フルオライト
花が名産で、王は男性。アルコイリス騎士団が所属。
「姉御」から十年経った話を作ろうと現在「異世界と薔薇と桃」(なろう)を連載中です。姉御達も出ますのでよろしくお願いします(宣伝(笑)
・南国ユナカイト
砂漠地帯で、王は男性。バルセィーム騎士団が所属。
番外編でもちらりと出しましたが、ハネムーンに人気のラブラブ国。獣人が多く住んでいて、オムニバス形式の連載を思案中です。
・北国セレスタイト
雪国で、王は女性。ヴェリェーミア騎士団が所属。
内戦中で「姉御」よりも暗くなりそうなので書くか迷い中です。
・東南パイライト
東洋の国で、王は元メラナイト騎士団所属のリーミン(男性)。まだ思案中。
・今後について
現在『六帝会議編』を執筆中です。
その後、イズ家の双子話を挟み、男達単話で結婚式の話を予定しています。他にも初めてのデートや、またお酒を飲んでしまったヒナタなど……まだまだ尽きません。
・番外編の最後について
本編終了後も番外編として続いている「姉御」。
本当(そ)の終わりというのも考えていますが、これを出すのはちょっとあれかなと思っているのでネタが尽きるまで書こうと思っています。変わらずお付き合いいただけますと嬉しいです。
それではまた番外編で……**